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緑に光る眼

私       7歳くらい 黒い服の男の子 ※一人称は僕とします
子供たち    7歳くらい 性別不明
店員のおじさん 60歳くらい
着物の女性A   30歳くらい
着物の女性B・C 20歳くらい

坂の途中にある古書店のような小さな店に、子供たちが並んでいた。
外に数名、中にはベンチが二つ、背中合わせに置いてあって、3人ずつ計6名座っていた。
僕はその店に入って行って、まっすぐに店員のおじさんの所に向かった。
「君にはまだ早いよ、ちゃんと扱えるようになってから・・・」言いかけるおじさんをさえぎり、「わかっている」
「一年後に受け取りに来る。今日はその予約に来た」と威圧的に僕は言った。
僕の両目は燃えるような緑色に発光していて、中央の瞳孔部分は縦に黄色く、おじさんの怯えがダイレクトに伝わってきた。

予約に来た、と伝えたのは一年後の僕だった。一年後の僕が、一年前の僕の体で店に向かい、言わせたらしい。
僕の記憶は既に一年後に飛んでいて、同じおじさんを前にしていた。
おじさんは憔悴した様子で作業台に向かっていた。
僕の予約を優先してくれていたようで一心不乱に作業している様子だが、なぜか様子はとても暗く、その仕事を受けたくなかったというような後悔が全身から滲み出ていた。

店内のベンチに座っている子供たちはさっきまでの顔ぶれとは違い(一年後なので当然)、3人掛けの真ん中に座っている男の子の具合が悪そうだった。
両側の少女たちがその子を抱えて外に出て行った。

外は雨が降っていて暗く、目を向けると着物の女の人(A)が通りすがる所だった。
A「こんばんは」にっこりと僕に声をかけてきた。
僕も外へ出ながらあいさつを返した。
A「あら、関西の子?私もなのよ」
彼女は嬉しそうに笑った。僕のあいさつのイントネーションが関西の方言だったらしい。
Aはお神輿のようなものに乗っていたが、降りてきて帯に挟んでいた扇子を広げ、雨の中、歌いながら踊り始めた。
歌の意味を聞いてみると、男性にアピールするための舞だとのことだ。
いつのまにか着物の女性が2人増えていて(B・C)3人でそれは楽しそうに、蝶のような舞を続けている。
周囲には少しずつ人だかりができ始めていた。

私は標準語しか話せません。関西弁は憧れますが。
3人の女性が歌っていたのも関西弁だったと思います。
「僕」の目の様子ですが、鏡か何かに映っていたわけではないのに色や発光などがはっきり見えていました。ここが夢たる所以かな。
店で注文したのは棒状の何か。筆記具か魔法の杖かなにかだと思います。

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