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お寺の地下


妹?
友人たち

ある寺の地下に埋蔵金があるという噂が立っていた。
夜、こっそり見に行こうということになり、私と妹(擬人化した猫かも)、友人たちで集まった。

どのあたりに埋められているか見当もつかなかったが、ある場所だけ他と草の生え方が違うことが分かった。
その周辺も調べるうち、同じような場所がもう一か所見つかった。
二か所とも少し土を掘っただけで、地下への入り口が見つかり、全員で最初の入り口から入っていくことになった。

階段を少し降りると、すぐに地下街のような開けた場所が見えたが、それはよく知っている駅の地下街(今は寂れている)だったので、一度地上に戻った。
次に見つかった入口からも、同様に全員で調べに入った。
私と妹は最後尾で、先へ進む友人たちがなにかを見つけた様子が伝わってきたが、奥は暗くてよく見えない。
左右にくすんだ金色の、像のようなものが並んでいる小部屋を抜け、その先の階段を降りようとした時、おじいさんの声が聞こえた。
幽霊や化け物のような感じは全くなく、ごく普通の人に見えたが、私はかなり警戒しておじいさんを観察した。
何を言っているか全く聞き取れない。先へ進んだ友人たちの気配も消えてしまった。おじいさんは何かつぶやきながら普通の歩調でこちらへ近づいてくる。

「一番心配なのは、全部一度に食べきれるかどうか・・・」
そこまで聞こえた時私はおじいさんの近くにいた妹に叫んだ。「こっちへ!!!」
妹は飛び上がって私の方へ走った。おじいさんが歩調は変えないままその背中を追ったので、私は妹とおじいさんの間へ割って入った。妹が地上へ出る気配がした。
おじいさんが、びっくりするほど冷たい右手で私の腰から背中へ手を回し、左手で私の右肩を押さえながら、再び何かつぶやいて首筋へ思い切りかぶりついた。
妹を確実に逃がすため、出来る限りおじいさんをここへ足止めしておかなくては。

・・・この夢は本当に怖かったです。
私には妹はいないですが、飼い猫が擬人化したような少女だったので、それが夢では妹だったのだと思います。夢の中の妹は言葉を一言も発しませんでしたし。

おじいさんは吸血鬼か食人鬼か、普通の人間ではありませんでした。服の上から捕まえられたのに、冷たい手で肌を直接触られたかのような、ぞっとする感触でした。
先へ進んだ友人たちは、おじいさんの仲間に襲われてしまったのか、それにしては何の声も物音もなかったのが気になります。

おじいさんはごく普通に歩いていたのに、瞬間移動したかのようにあっという間に距離を詰めてきました。あれも人外の能力の一つなのだと思います。
あー怖かった・・・・・・。

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