無料でホームページを作った

無料でホームページ作った

広告なしのホームページを持とうとしてもネックとなるのが料金だった。
どう切り詰めてもサーバーレンタル料金とドメイン料金は必ず掛かるためだ。

だが時代とともに環境は変わり、今ではちょっとした工夫をすることで料金を支払わずに広告無しのホームページを持てるようになりました。

ちなみに、このHPもサーバー料金については無料で運営しています。
サイト立ち上げ時に必要となる作業の概要を大まかに紹介していきます。

利用サービス

ドメインの取得はお名前ドットコム
レンタルサーバーはシンフリーサーバー
Wordpressの使用テーマはcocoon

お名前ドットコム

3000円offクーポンを利用しました。会員登録してれば2週間に1度くらいの頻度で配られるようです。
ドメインのおすすめは一番メジャーで、価格も安いという理由でcomドメインです。

おすすめ度は com > jp=net>>>>それ以外
comは人気な為、思った通りのドメインを取得するのはほぼほぼ無理ですが、ドメイン名に「-」を含めるなどすることで
ある程度は、希望にかなった文字を取得することも可能かと思います。
jpドメインについては、日本人には馴染みがあるし信頼性も高いということで金額以外にデメリットはないです。

ちなみに1年後のドメイン更新料については有料になります。

1年間での料金だからかなり安く負担は少ないです。comなら、なんと月100円程度です。このサイトでjpドメインを使っている理由は、お名前ドットコムで開催されている中古ドメインオークションで気に入ったドメインを落札できたから、理由はそれだけだったりします。

シンフリーサーバー

レンタルサーバーは色々あるけれど、高スペックのサーバーを完全無料で、かつ広告無しで提供しているのはエックスサーバー株式会社を除いて他にない。という訳で、このサイトで使ってるサーバーは勿論、シンフリーサーバーになります。

  • 高スペックサーバー
  • 完全無料
  • 広告無し
  • wordpressテーマ【cocoon】とエックスサーバーは業務提携契約している為、相性100%
  • 自動バックアップの取得・復元が簡単(超優秀!)

    自動バックアップの取得・復元自動バックアップの取得・復元

シンフリーサーバーの申し込みはちょっと変わっていて、他のレンタルサーバーからの移行をするという条件でのみ申し込みが可能。既存のホームページを持ってない場合は申し込みは出来ない。
だが、逆に言うと他社の無料レンタルサーバー契約からでも申し込み可能ではある
無料なので当然サポートは受けられないため、中・上級者向け

シンフリーサーバー利用規約より引用】

当サービスでは、風俗店やアダルトグッズを取り扱うコンテンツ、同人系コンテンツの運用自体は、禁止事項に該当をいたしません。
しかしながら、性行為、またはそれを連想させる画像・動画を掲載している場合は、禁止事項に該当するコンテンツであるとの判断をいたします。

エロ画像は駄目なので注意してください。

cocoon

wordpressの無料テーマで第一候補に挙がるのがcocoonです。これはもう間違いない。

  • シンプルで使いやすい
  • 内部SEO対策済み
  • 表示速度が高速
  • 機能豊富
レスポンシブデザインが売りとされているますが、スマホでの表示についてはある程度は自分での調整が必要になります。テーマの更新頻度が高くセキュリティ◎
このサイトもcocoonを使用しております。

セキュリティを高める

wordpressはデフォルトの状態だとセキュリティが脆いので、対策をしよう。甘く見ているとすぐにやられちゃいますよ。自分は2-3度痛い目を見ています。とりあえず必須の作業としては、 xmlrpc.phpへのアクセスを無効化することです。この対策をしなかったせいで、自分は一度マルウェアを仕込まれてバックアップから復元をするハメになりました。

xmlrpc.phpへのアクセスを無効化する 

.htaccessは非常にデリケートなファイルです。誤った記述をした場合、サイトに繋がらなくなったとか、様々な不具合が発生します。実施する場合は自己責任で行ってください。心配な場合は、.htaccessの内容をバックアップしておきましょう。

  1. シンフリーサーバーのサーバーパネルにいく
  2. [ホームページ]タブから[.htaccess編集]へ移動
  3. 以下を入力
  4. # xmlrpc.phpへのアクセスを無効化する
    <Files xmlrpc.php>
    Order Allow,Deny
    Deny from all
    </Files>
    
  5. [自分のサイトのURL/xmlrpc.php]へアクセスした時に「Forbidden」や「403サーバーエラー」といった拒否メッセージがでれば完了です

シンフリーサーバーの設定

  1. シンフリーサーバーにログイン。
  2. ドメインからSSL設定へ移動し、独自SSL設定をONへ。
  3. サーバーパネルへ移動。WAF設定を開いて設定を全部ONへ変更
  4. サーバーパネルからWordPressセキュリティ設定へ移動。全部ONへ設定

セキュリティ対策プラグインの導入

【SiteGuard WP Plugin】 

wordpressログインページをデフォルトから変更し、オプション【管理画面からログイン画面にリダイレクトしない】にチェック。ログイン時に画像認証【ひらがな】を設定。

ログインページurlを変更したら忘れずにブックマークしよう

【two factor】 

2要素認証の決定版。
ワンタイムパスワードか、メールでの一時パスワードが選べるよ。

サイト高速化

シンフリーサーバーの高速化設定

シンフリーサーバーのサーバーパネルから、高速化へ移動。Xアクセラレータは【Xアクセラレータ Ver.2】を設定。問題が生じた場合はVer.1を設定。サーバーキャッシュ設定、ブラウザキャッシュ設定ともにONへ変更

 

サーバーパネルからメニューのホームページをクリック。XPageSpeed設定にて対象ドメインの設定項目を全部ONへ不具合が出る場合、高速化設定の競合が起きている可能性が濃厚です。その場合は、設定を一つずつOFFにしながら確認。画像がPCで表示できるのに、スマホで表示されないなどの場合は、「画像遅延読み込み」やCocoon高速化設定のLazy Loadが悪さをしている可能性もあります。
webpにした時にurlが変わって画像が表示されないなどの時は、画像最適化が悪さをしている可能性があるので、OFFにして様子をみましょう。

cocoon側での高速化設定

cocoonのメニューから【Cocoon設定】→【高速化】

以下4つにチェックで設定を保存する。

  • キャッシュを有効にする
  • CSSを縮小化する
  • JavaScriptを縮小化する
  • Googleフォントの非同期読み込みを有効にする
【Lazy Loadを有効にする】はチェックをすると競合が発生しやすいのでオススメしない

プラグインでの高速化

EWWW Image Optimizer】 画像容量を縮小する。設定変更しなくてもOKだけど、Webp形式にすることができればワンランク上のサイトに!

EWWWを利用すればアップロードしたファイルをwebp形式に自動的に変換することも可能。長くサイトを続けていくのであれば、挑戦してみてもいい

Flying Scripts: Delay JavaScript to Improve Site Speed & Performance

googleアドセンスを設定すると重くなる。その場合は、導入すべきプラグイン。

PageSpeed Insightsでサイト速度を測定し、対象のJavaScript読み込みタイミングをずらすことで高速化が可能

その他おすすめプラグイン

  1. Category Order and Taxonomy Terms Order
    カテゴリの順番を変更できる
  2. Classic Editor
    ブロックエディタが肌に合わない人はどうぞ
  3. Contact Form 7
    お問い合わせフォームはこれで決まり
  4. XML Sitemap Generator for Google
    サイトマップをサーチコンソールに登録するため
  5. WP Multibyte Patch
    日本のサイトなら取り合えず入れとこ
  6. WebSub (FKA. PubSubHubbub)
    サイト更新時の検索エンジンへのインデックスが早くなる
  7. TablePress
    テーブルを使うなら入れると便利

コメント欄を拘りたい人

デフォルトのコメント欄でも全然いいんですが、グッドやバッドのボタンが欲しいとか、見た目に拘りたいって人には【wpdiscuz】(中級者以上向け)がおすすめ。

まとめサイトなどのコメントを活発にして欲しいサイトなら挑戦して欲しいね。良質なコメント欄ってだけでコメントしたくなるもんだし

この記事で紹介してない作業

  • 既存サイトからシンフリーサーバーへの移行方法
  • お名前ドットコムで取得したドメインの、シンフリーサーバーでのドメイン登録
  • https化
  • googleサーチコンソールでのドメイン認証

まとめ

無料でホームページを作った備忘録でした。
あくまでこういう作業が必要ですよって記事なんで、詳しい作業方法についてはググりましょう。必要な作業がわかるだけでも助かる命はある。たぶん…

xmlrpc.phpへのアクセスを無効化は必ずやりましょう

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